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AI分野でも研究倫理の向上を進めている

人工知能研究は倫理面からも精査されるようになってきている。 Credit: MICHAEL COHEN/GETTY

NeurIPS(Neural Information Processing Systems;神経情報処理システム会議)は、人工知能(AI)分野で最も権威がある国際会議だ。そのNeurIPSが、1年に及ぶ論文の精査と、果てなき議論を経て、自ら良い手本を示そうとしている。2020年12月に完全オンライン形式で開催されたNeurIPS2020で、初めて、発表者に自身の研究が社会に及ぼし得る広範な影響について悪影響も含めて評価を行うように求めたのだ。

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翻訳:三枝小夜子

Nature ダイジェスト Vol. 18 No. 4

DOI: 10.1038/ndigest.2021.210418

原文

Prestigious AI meeting takes steps to improve ethics of research
  • Nature (2020-12-23) | DOI: 10.1038/d41586-020-03611-8
  • Davide Castelvecchi