News in Focus

新型コロナウイルス研究注目の論文(2月)

Nature ダイジェスト Vol. 18 No. 3 | doi : 10.1038/ndigest.2021.210314

原文:Nature (2020-05-22) | doi: 10.1038/d41586-020-00502-w | Coronavirus research updates

重症急性呼吸器症候群コロナウイルス2(SARS-CoV-2)とその感染症(COVID-19)に関する文献で重要なものをNature が精査し、まとめた(2021年2月)。1月分はこちら

拡大する

NIAID

2月26日

COVID-19ワクチンの高い効果が実社会で確認された

イスラエルの100万人以上を対象とする分析から、ファイザー社の2回接種するタイプのワクチンは、重症COVID-19の予防に高い効果を発揮することが分かった。

イスラエルのクラリット保健サービス(Clalit Health Services;テルアビブ)のRan Balicerらは、イスラエル全土のワクチン接種キャンペーンでCOVID-19ワクチンの接種を受けた59万6618人を、年齢、性別、民族が同じで、居住地が近隣していて、ワクチン接種を受けていない「双子」とマッチングして比較した。マッチングされる2人は、併存症の数など、その他の特徴も共通している(N. Dagan et al. N. Engl. J. Med. https://doi.org/fw7w; 2021)。

研究者らは、ファイザー社のワクチンの2回目の接種から7日以上経過した時点でのCOVID-19発症予防効果は94%、重症化予防効果は92%であることを明らかにした。この結果は、70歳以上の高齢者を含む全ての年齢層で一貫していた。今回の数字は臨床試験から得られた有効性の推定値に非常に近い。実社会での接種環境は臨床試験ほど厳密に管理されておらず、健康上の問題を複数抱えている人を含む、より多様な集団を対象としているため、ここまで近い数字が得られたのは驚くべきことである。

この研究が行われた期間には、英国で見つかった新興の変異株B.1.1.1.7がイスラエルで広まった時期も含まれており、ファイザー社のワクチンにこの変異株によるCOVID-19を予防する効果があることを示唆している。

2月25日

ファイザー社のワクチンがSARS-CoV-2の伝播を抑制できる可能性を示唆する臨床試験結果

代表的なSARS-CoV-2ワクチンが、症候性および無症候性のSARS-CoV-2感染の予防に高い効果を示した。これは、ワクチンがCOVID-19の発症や重症化だけでなくSARS-CoV-2の広まり自体を抑制できることを示す、現段階で最も強力な証拠である。

COVID-19ワクチンの大規模臨床試験では疾患を予防する能力を評価することに重点が置かれていたが、研究者たちは、無症候性感染を含む感染そのものを防ぐことができるかどうかも明らかにしたいと考えている。英国公衆衛生庁(ロンドン)のSusan Hopkinsらは、SARS-CoV-2に対する免疫の長期研究に参加している英国の2万3000人の医療従事者を対象に、ファイザー社とビオンテック社が共同開発したRNAワクチンの効果を追跡した(V. J. Hall et al. Preprint at SSRN https://doi.org/fw7v; 2021)。参加者は、症状の有無に関係なく、定期的にSARS-CoV-2の検査を受けた。

1回目の接種から3週間後に始まった調査期間において、ワクチンが症候性および無症候性の感染を予防する効果は70%だった。このRNAワクチンの2回目の接種直後には、この数字は85%まで増加した。今回の発見は、ファイザー社のワクチンが感染を阻止する可能性があることを示す最初の証拠であると研究者らは言う。なお、この研究はまだ査読を受けていない。

2月23日

COVID-19ワクチンは変異株には効果が小さい

懸念されている変異株と同じ変異を導入したコロナウイルスは、代表的なワクチンによって誘導される防御効果をある程度回避できることが明らかになった

ここ数カ月の研究から、ワクチンによって誘導された強力な抗体は、新たに出現したSARS-CoV-2変異株に対しては従来株ほど効果がない可能性が指摘されている。こうした研究のほとんどは、SARS-CoV-2自体ではなく、HIVなどのウイルスにSARS-CoV-2の特徴的なスパイクタンパク質を持たせたものを使って実験を行っている。

テキサス大学医学部ガルベストン校のPei-Yong Shiらは、スパイクタンパク質に南アフリカで最初に見つかった厄介な変異株B.1.351(別名501Y.V2)と同じ変異を導入したものを含め、数種類のSARS-CoV-2変異株を作成した(Y. Liu et al. N. Engl. J. Med. https://doi.org/fwsc; 2021)。

研究チームは、ファイザー社とビオンテック社(ドイツ・マインツ)が製造したワクチンの接種を2回受けた人から採取した血清にB.1.351様ウイルスを加えて反応を見た。その結果、ワクチンによって誘導された抗体がこの変異株を中和する能力は、これらの変異を持たない株に対する場合と比べて3分の1に減少した。

研究者らは、ウイルスが抗体から逃れるようになった原因の大半は、SARS-CoV-2が宿主細胞に結合する際に用いるスパイクタンパク質に生じた3つの変異にあることを突き止めた。しかし、これらの変化によってワクチンのCOVID-19予防効果が低下するかどうかは不明である。

2月22日

2回目のワクチン接種時期を遅らせるとCOVID-19に対する防御力が向上する

広く用いられている2回接種タイプのCOVID-19ワクチンは、1回目の接種から2回目の接種までの間隔が長い方が効果が高いことが分かった。この知見は、接種の間隔を広くしようという英国保健当局の決定を支持するものである。

オックスフォード大学(英国)とアストラゼネカ社(英国ケンブリッジ)が開発した2回接種タイプのワクチンは、接種の間隔を長くすることで、より多くの人に接種することが可能になる。この戦略の有効性を検証するため、オックスフォード大学のAndrew Pollardらは1万7000人以上の臨床試験データを調べた (M. Voysey et al. Lancet https://doi.org/fwk7; 2021)。この臨床試験では半数がワクチン接種を受け、残りの半数はプラセボを投与された。

分析の結果、ワクチンの接種間隔を6週間以上あけた場合は、間隔が長いほどCOVID-19に対する防御効果が高いことが明らかになった。1回目の接種から6週間以内に2回目の接種を受けた場合の有効性は55%で、1回目の接種から12週間以上たってから2回目の接種を受けた場合の有効性は81%であった。研究チームは、1回のワクチン接種から90日間の有効性は76%であることも示した。

2月19日

変異株は感染期間の長期化により急速に広まる可能性がある

予備的な知見によると、英国で最初に確認されたSARS-CoV-2の変異株B.1.1.7は、それ以前の変異株よりも宿主の体内にとどまる時間が長いため、より伝播しやすい可能性があるという。

現在多くの国で急速に広まっているB.1.1.7は、従来株より約50%以上伝染性が高いと、これまでの研究で推定されている。ハーバード大学T.H.チャン公衆衛生大学院(米国マサチューセッツ州ボストン)のYonatan Gradらは、B.1.1.1.7に感染した7人を含む65人のSARS-CoV-2感染者に対してウイルス検査を毎日行った結果を検証した(S.M. Kissler et al. Preprint at https://nrs.harvard.edu/URN-3:HUL.INSTREPOS:37366884; 2021)。研究チームは、ウイルスの持続期間と各時点でのウイルス量を調べた。

B.1.1.1.7に感染した人の感染持続期間が平均13.3日であったのに対し、他の変異株に感染した人の感染持続期間は8.2日だった。両グループのウイルスのピーク濃度にはほとんど差がなかった。

これらの知見は、B.1.1.1.7が他の変異株よりも伝播しやすいことを示唆している。この変異株に感染した人は感染期間が比較的長く、より多くの濃厚接触者に感染させることができるからだ。そう考えると、B.1.1.1.7に感染した人の隔離期間をより長くする必要があるかもしれない。なお、この知見はまだ査読を受けていない。

2月16日

米国のCOVIDの新たな変異株の中で優勢なのは「ロビン」

米国で新たに同定された7種のSARS-CoV-2変異株は同様の変異を共有しているが、この変化の意味はまだ明らかになっていない。

幅広い地理的位置で出現しているSARS-CoV-2変異株は、特定の変異を共有しているように見える。これは、その変化がウイルスの伝播を助けている証拠であるかもしれない。ルイジアナ州立大学保健科学センター(米国シュリーブポート)のJeremy Kamilらは、新たな変異株を発見し、ヨーロッパコマドリを意味する「Robin」と命名した(E.B. Hodcroft et al. Preprint at medRxiv https://doi.org/fvs4; 2021)。Robinは、ウイルスが細胞に結合する際に用いるスパイクタンパク質にQ677Pという変異が生じている。

Robinは2020年10月に初めて発見され、米国の一部の地域で割合が増加している。2020年12月初頭〜2021年1月中旬の間に、ルイジアナ州で塩基配列が決定されたウイルスの27.8%、ニューメキシコ州の場合は11.3%がRobinであった。研究者らは米国内で、スパイクタンパク質の同じ位置に変異が生じた株をRobinの他に6種同定しており、これらにも「Pelican(ペリカン)」や「Bluebird(ルリツグミ)」など、鳥にちなんだ名を付けている。

SARS-CoV-2粒子が細胞に感染する際にはスパイクタンパク質中の特定の部位を切断する必要があるが、Robinの変異はこの切断部位の近くにある。研究者は、この変異の役割を突き止めるには実験室での研究が必要かもしれないとしている。なお、この発見はまだ査読を受けていない。

2月15日

COVID-19入院患者の命綱となり得る薬物

ある抗炎症薬は、SARS-CoV-2感染により免疫暴走が起きている入院患者の命を救うことができる。大規模な研究によると、その薬物は侵襲的換気の必要性を小さくすることもできるという。

重症COVID-19患者の多くには広範な炎症が見られる。トシリズマブはこうした免疫反応を抑制するための薬物だが、これまでに行われたSARS-CoV-2感染者を対象とする臨床試験では、その有用性ははっきりしなかった。

オックスフォード大学(英国)のPeter HorbyとMartin Landrayらは、トシリズマブを投与された2000人以上の患者と、投与されなかったほぼ同数の患者を比較した(RECOVERY Collaborative Group. Preprint at medRxiv https://doi.org/fvqj; 2021)。研究参加者は酸素を投与されている入院患者で、全身の炎症が認められ、ほぼ全員がデキサメタゾンというステロイドも投与されていた。

著者らの報告によると、トシリズマブを投与された患者の54%が28日以内に退院したのに対し、投与されなかった患者で28日以内に退院したのは47%であった。分析結果は、デキサメタゾンに加えてトシリズマブを投与することで、より大きな効果が得られることを示している。研究チームは、英国のCOVID-19入院患者の約半数がトシリズマブの恩恵を受けるだろうと推定している。

なお、この知見はまだ査読を受けていない。

2月12日

COVID-19ワクチンは変異株に対する中和抗体の誘導を加速させる

COVID-19から回復した人々を対象とする研究によると、モデルナ社(米国マサチューセッツ州ケンブリッジ)またはファイザー社(米国ニューヨーク)製のワクチンの接種を1回受けることで、新たに出現したSARS-CoV-2変異株に対する強力な免疫反応が誘導されるという。

モデルナ社とファイザー社が製造するmRNAワクチンは、SARS-CoV-2従来株によるCOVID-19の予防に極めて効果的である。フレッド・ハッチンソンがん研究センター(米国ワシントン州シアトル)のAndrew McGuireらは、COVID-19から回復した10人の研究参加者の血液を採取し、彼らが2種類のワクチンのいずれかの接種を1回受けた後に追加の検体を採取した(L. Stamatatos et al. Preprint at medRxiv https://doi.org/ft9j; 2021)。研究者らはその後、中国の武漢で初めて検出されたSAR-CoV-2従来株と、南アフリカで初めて確認され、懸念が広がっている変異株B.1.351に対する中和抗体(ウイルス感染から細胞を守る抗体)の濃度を調べた。

ワクチン接種前には研究参加者10人のうち9人が従来株に対する中和抗体を持っていたが、その産生濃度には大きなばらつきがあった。B.1.351変異株に対する中和抗体については、中和が可能な濃度に達していたのは5人だけだった。しかし、ワクチンを1回接種した後の参加者では、どちらのウイルスに対する中和抗体の濃度も約1000倍に高まった。

2月9日

敏捷なコロナウイルスはコウモリからヒトに一気に飛び移る可能性がある

コウモリに見られるコロナウイルスの一部は、動物の中間宿主内でさらなる進化を遂げる必要なしに、直接ヒトに感染する可能性がある。

ノースカロライナ大学チャペルヒル校のVictor Garciaらは、マウスにヒトの肺組織を移植し、その組織にSARS-CoV-2と、コウモリから分離された近縁の2種類のコロナウイルスを含むさまざまなコロナウイルスを感染させた。その結果、全てのウイルスが肺組織内で効率よく増殖することができた(A. Wahl et al. Nature https://doi.org/10.1038/s41586-021-03312-w; 2021)。この発見は、コウモリの間で広まっているコロナウイルスが直接ヒトに感染する可能性があり、次のパンデミックを引き起こす可能性があることを示唆している。

研究者らはまた、この動物モデルを用いて、EIDD-2801という経口抗ウイルス薬が肺組織中のSARS-CoV-2の感染性粒子を大幅に減らせる可能性があることを示した。彼らによると、現在、後期臨床試験段階にあるこの薬剤は、COVID-19の予防に使えるだけでなく、SARS-CoV-2への曝露から1~2日以内の人々の治療にも使用できる可能性があるという。

2月8日

SARS-CoV-2のゲノムに生じる欠失が重要である理由

SARS-CoV-2は、ゲノムの一部をわずかに失うことを繰り返していて、このことが、抗体の標的とされることの多いウイルスタンパク質を変化させている。

進化の過程で生物のゲノムの一部が切り取られることを「欠失」と呼ぶ。ピッツバーグ大学医学大学院(米国ペンシルベニア州)のKevin McCarthyとPaul Duprexらは、SARS-CoV-2のゲノム配列のデータベースを検索し、スパイクタンパク質(ウイルスが細胞内に侵入するときに利用するタンパク質)をコードするゲノム領域に欠失が起こったウイルスを1000種類以上突き止めた(K.R. McCarthy et al. Science https://doi.org/10.1126/science.abf6950; 2021)。

さらなる解析の結果、欠失は、スパイクタンパク質をコードするゲノム領域において、少数の特有の部位に生じる傾向があることが分かった。欠失の中には、独立に複数回生じたものや、ヒトからヒトへと広まった証拠が見られたものがある。

SARS-CoV-2に対する強力な抗体の1つは、研究チームが突き止めた欠失のいくつかを持つスパイクタンパク質に結合することができなかった。しかし、COVID-19から回復した人々から採取した抗体混合物は、欠失が起こったウイルス変異株を不活化することができた。

2月5日

COVID-19の治療により体内のウイルスに厄介な変異が生じた男性患者

免疫機能が低下した1人の男性COVID-19患者に対する抗体治療は、患者の体内のSARS-CoV-2の変異を促進したと考えられる。

2020年中ごろ、1人のCOVID-19患者が入院した。彼は2012年にがんと診断されており、がん自体とその治療によって免疫機能が低下した状態にあったと思われる。COVID-19の治療としては、まず抗ウイルス薬レムデシビルの投与を2クール行い、その後、回復期血漿(COVID-19から回復した人々から採取した抗体を含む血液)の投与が2クール行われた。男性は入院から102日後に死亡した。

ケンブリッジ大学(英国)のRavindra Guptaらは、この男性の治療中に採取したウイルスのゲノムを分析した(S. A. Kemp et al. Nature https://doi.org/10.1038/s41586-021-03291-y; 2021)。彼の血液中のウイルス集団は、レムデシビルを用いた治療後にはほとんど変化していなかった。しかし、回復期血漿療法の各クール後の検体では、免疫系の主な標的となるSARS-CoV-2のスパイクタンパク質に、ある特定の2変異を併せ持つウイルスが優位を占めていた。

実験の結果、変異の1つは回復期血漿中の抗体の効力を弱めるが、ウイルスの感染力も低下させることが明らかになった。ただし、もう1つの変異は感染力を回復させた。ウイルスが進化する可能性があるということは、免疫機能が低下している人を治療する際には回復期血漿の投与は慎重に行うべきであることを意味していると著者らは述べている。

2月4日

新型コロナを人にうつしやすい患者の特徴は? ヒント:咳ではない

約300人のSARS-CoV-2感染者とその濃厚接触者を対象とした研究によると、感染者の体内にあるウイルスの量は、その人が他の人にウイルスをうつす可能性があるかどうかを決める大きな要因となっているという。

COVID-19患者のほとんどは人に感染させないが、一部の人は「スーパースプレッダー」になる。その理由を解き明かすため、ロンドン大学衛生熱帯医学大学院のMichael Marksらは、最近になって軽症のCOVID-19を発症した282人を「初発症例」としてモニターした。チームはまた、初発症例の同居人や看護をした人などの濃厚接触者753人もモニターした(M. Marks et al. Lancet Infect. Dis. https://doi.org/10.1016/S1473-3099(20)30985-3; 2021)。

濃厚接触者にウイルスを伝播したのは初発症例の3分の1だけだった。体内のウイルス量が比較的高い人は、ウイルス量が低い人に比べて他の人にウイルスを広める可能性が高かった。咳がある初発症例の方が咳がない初発症例よりもウイルスを広めやすい、ということはなかった。

この知見は、ウイルス量が高い人々の濃厚接触者を追跡することが特に重要であることを示唆していると著者らは言う。

2月2日

ロシアのSARS-CoV-2ワクチン「スプートニクV」の高い効果

約2万2000人が参加した臨床試験の中間結果によると、風邪ウイルスをベクター(遺伝子の運び屋)に用いたSARS-CoV-2ワクチンについて、91%以上の有効性が確認されたという。

アデノウイルス科の病原体は、通常、風邪などの軽い疾患を引き起こす。ロシア国立ガマレヤ疫学・微生物学研究所(モスクワ)で開発されたスプートニクVは、SARS-CoV-2のスパイクタンパク質の遺伝情報を組み込んだ2種類のアデノウイルスからなる、ウイルスベクターワクチンである。2種類のウイルスを用いているのは、ワクチン接種に対する免疫反応を強めるためである。

ガマレヤ研究所のDenis Logunovらは、最初に1種類のアデノウイルスを含むワクチン接種を受け、21日後にもう1種類のアデノウイルスを含むワクチンのブースター接種を受けた約1万5000人の臨床試験参加者から得られたデータを分析した。研究チームはまた、プラセボの接種を2回受けた4900人の参加者についても調べた(D.Y. Logunov et al. Lancet https://doi.org/10.1016/S0140-6736(21)00234-8; 2021)。

初回の接種から21日目以降、ワクチン接種群ではCOVID-19の症候性症例が16例記録されたが、全員が軽症であった。一方、プラセボ群の症候性症例は62例で、そのうちの20例が中等症または重症であった。

予備的な証拠は、ワクチンによる保護が初回接種から16~18日後に始まることを示唆しているが、著者らは、この予備的な知見を確認するためにはさらなる研究が必要であると述べている。

(翻訳:三枝小夜子)

キーワード

Nature ダイジェスト Online edition: ISSN 2424-0702 Print edition: ISSN 2189-7778

プライバシーマーク制度