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アフリカの言語で科学を論じる
ズールー語には「恐竜」を意味する独自の単語がない。「微生物」に対応する単語としては「amagciwane」があるが、「ウイルス」や「細菌」を個別に表す単語はない。「クォーク」は「ikhwakhi(クワ・キと発音)」と表すが、「赤方偏移」に相当する単語はない。南部アフリカでは1400万人以上がズールー語を使用しているが、ズールー語を話す研究者や科学コミュニケーターは、「進化」という言葉ですらどのような単語で表すべきかについて、意見の一致をみていない。
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翻訳:三枝小夜子
Nature ダイジェスト Vol. 18 No. 11
DOI: 10.1038/ndigest.2021.211112
原文
African languages to get more bespoke scientific terms- Nature (2021-08-18) | DOI: 10.1038/d41586-021-02218-x
- Sarah Wild