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ブラジルの博物館で相次ぐ火災、改革を求める声

ミナス・ジェライス連邦大学(ブラジル)の火災では、植物や動物、ヒトの標本の保管に使われていた数部屋が焼失した。 Credit: ROGERIO PATEO/NAV/DAA UFMG

2020年6月15日、ブラジル南東部のミナス・ジェライス州にある博物館で火災が発生し、その一部が焼失した。研究者たちは今、焼け跡の灰を丹念に選り分けている。ブラジル各地の博物館に火災の恐れがあることは、以前から再三警告されていた。おまけに、リオデジャネイロにある有名な国立博物館が大火事により全焼してからまだ2年も経っていない。

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翻訳:三枝小夜子

Nature ダイジェスト Vol. 17 No. 10

DOI: 10.1038/ndigest.2020.201008

原文

Second Brazilian museum fire in two years reignites calls for reform
  • Nature (2020-07-01) | DOI: 10.1038/d41586-020-01990-6
  • Emiliano Rodríguez Mega