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プレートテクトニクスの発展に堆積物が貢献

Nature ダイジェスト Vol. 16 No. 9 | doi : 10.1038/ndigest.2019.190934

原文:Nature (2019-06-06) | doi: 10.1038/d41586-019-01711-8 | Role of major erosion events in Earth’s dynamics

Whitney Behr

地球のプレートテクトニクスの出現と発展は、大陸の隆起と、大陸縁と海溝での堆積物の蓄積が関係していたという、斬新なアイデアの証拠を与える研究結果が報告された。

プレートテクトニクスと呼ばれる惑星進化の形態を示す太陽系の惑星は、地球だけだ。この様式の惑星冷却では、対流するマントルが、リソスフェア(岩石圏)と呼ばれる、地球表層の比較的固い殻の部分を通じて熱を伝える。この殻は、拡大中心(2つの離れていくプレートの境界)で作られ、沈み込み帯(サブダクションゾーン;1つのプレートがもう1つのプレートの下に沈み込んでいる領域)でマントルに再利用される。地球の惑星冷却はどうしてこの様式で起こっているのか、プレートテクトニクスの現在の時代はいつ始まったのかに関しては、今も議論が続いている1-3。ドイツ地球科学研究センター地球力学モデリング部門(ポツダム)のStephan V. Sobolevとメリーランド大学地質学科(米国カレッジパーク)のMichael Brownは今回、これらの疑問に関する答えをNature 2019年6月6日号52ページで提案した4。彼らの仮説は、地球や他の惑星の内部ダイナミクスと表面プロセス(気候と大気のプロセスを含む)の関係を理解するための基礎になる可能性がある。

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Nature ダイジェスト Online edition: ISSN 2424-0702 Print edition: ISSN 2189-7778

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