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遺伝子改変酵母で大麻成分を合成
人類は、数千年前から酒の醸造やパンの発酵などに酵母を利用してきたが、このほど酵母を遺伝子操作して、大麻(Cannabis sativa)の成分であるカンナビノイドを作ったことが報告された。カンナビノイドは、薬理作用や、時には精神作用特性を示す一群の化学物質である。
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翻訳:船田晶子
Nature ダイジェスト Vol. 16 No. 5
DOI: 10.1038/ndigest.2019.190503
原文
Scientists brew cannabis using hacked beer yeast- Nature (2019-02-27) | DOI: 10.1038/d41586-019-00714-9
- Elie Dolgin
参考文献
- Luo, X. et al. Nature 567, 123–126 (2019).
- Zirpel, B., Stehle, F. & Kayser, O. Biotechnol. Lett. 37, 1869–1875 (2015).
- Zirpel, B., Degenhardt, F., Martin, C., Kayser, O. & Stehle, F. J. Biotechnol. 10, 204–212 (2017).
- Kabiri, M. et al. Drug Deliv. Transl. Res. 8, 484–495 (2018).
- Valliere, M. A. et al. Nature Commun. 10, 565 (2019).