News
霊長類の脳の「ソフトウエア」を調べる
ヒトの脳は「ロバストネス」(ニューロン信号がどれくらい同調しているかを示す尺度)を犠牲にして、情報処理の効率を高めていることが分かった。実験を行った研究者たちは、今回の結果は、ヒトの独特な知性や、ヒトが精神障害にかかりやすい理由についての説明を助けるかもしれないと考えている。この知見はCell 1月24日号に発表さ れた(R. Pryluk et al. Cell http://doi.org/gfthv2; 2019)。
全文を読むには購読する必要があります。既に購読されている方は下記よりログインしてください。
本サービスでは、サイトご利用時の利便性を向上させるためにCookiesを使用しています。詳しくは、シュプリンガーネイチャー・ジャパン株式会社の「プライバシー規約」をご覧下さい。
翻訳:古川奈々子
Nature ダイジェスト Vol. 16 No. 4
DOI: 10.1038/ndigest.2019.190414
原文
Pioneering brain study reveals ‘software’ differences between humans and monkeys- Nature (2019-01-19) | DOI: 10.1038/d41586-019-00198-7
- Alison Abbott