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南極の氷底湖から微小な動物の死骸を発見

研究者チームは熱水ドリルを用いて厚さ1kmの氷を掘削し、氷底湖への直径60cmの入り口を作った。 Credit: BILLY COLLINS/SALSA SCIENCE TEAM

南極点から600kmの地点にある氷底湖を目指して掘削を行っていた科学者たちが、大昔の生物の驚くべき痕跡を見つけた。厚さ1kmの氷の下に、芥子粒よりも小さい甲殻類と緩歩動物(いわゆる「クマムシ」)の死骸が保存されていたのだ。

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翻訳:三枝小夜子

Nature ダイジェスト Vol. 16 No. 4

DOI: 10.1038/ndigest.2019.190410

原文

Tiny animal carcasses found in buried Antarctic lake
  • Nature (2019-01-18) | DOI: 10.1038/d41586-019-00106-z
  • Douglas Fox