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羽根の罠

羽根が落ちていても特に危険を感じないが、ブラジルの熱帯サバンナにいる虫は落ちている羽根にうっかり近づいてはいけない。Pheidole oxyopsというオオズアリ属のアリが地中の巣につながる入り口の周囲に疑似餌として羽根を置き、近づいた生き物を巣に引きずり込んでいることが新たな研究で示された。積極的に獲物を狩るのではなく疑似餌や罠を使う行動は、アリとしては珍しい。

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翻訳:粟木瑞穂

Nature ダイジェスト Vol. 16 No. 12

DOI: 10.1038/ndigest.2019.191205a