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渡り鳥、ごちそうさま
ミシシッピ州立大学沿岸研究エクステンションセンター(米国)の漁業生物学者James Drymonはイタチザメが吐き出したものの中に羽を見つけた。彼は最初、それが不運な海鳥、おそらくカモメかペリカンのものだろうと思った。だが、彼ら研究チームがその羽のDNA塩基配列を調べたところ、驚きの結果が出た。羽はチャイロツグミモドキという陸にすむ小鳥のものだったのだ。メキシコ湾のイタチザメの胃の中に、なぜ陸鳥の羽があるのか?
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翻訳:粟木瑞穂
Nature ダイジェスト Vol. 16 No. 10
DOI: 10.1038/ndigest.2019.191005b