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07 June 2018
CRISPR技術にカブリ賞
2018年のナノサイエンス賞受賞の3氏。 左からVirginijus Siksnys、Emmanuelle Charpentier、Jennifer Doudna。 Credit: VILNIUS UNIV. (LEFT)/HALLBAUER&FIORETTI FOTOGRAFIE (MIDDLE) UC BERKELEY (RIGHT)
カブリナノサイエンス委員会は2018年5月31日、「正確なDNA編集ナノツールであるCRISPR – Cas9を発明し、生物学、農業および医学に革命を起こしたことに対し」、マックス・プランク感染生物学研究所(ベルリン)のEmmanuelle Charpentier、カリフォルニア大学バークレー校(米国)のJennifer Doudna、そしてビリニュス大学(リトアニア)のVirginijus Siksnysの3名の生化学者に賞を授与することを決定した。
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翻訳:古川奈々子
Nature ダイジェスト Vol. 15 No. 9
DOI: 10.1038/ndigest.2018.180910
原文
Million-dollar Kavli prize recognizes scientist scooped on CRISPR- Nature (2018-06-07) | DOI: 10.1038/d41586-018-05308-5
- Giorgia Guglielmi
参考文献
- Jinek, M. et al. Science 337, 816–821 (2012).
- Gasiunas, G., Barrangou, R., Horvath, P. & Siksnys, V. et al. Proc. Natl. Acad. Sci. USA 109, E2579–E2586 (2012).
- Cong, L. et al. Science 339, 819–823 (2013).
- Mali, P. et al. Science 339, 823–826 (2013).
- Fettiplace, R. Compr. Physiol. 7, 1197–1227 (2017).