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カロリー制限による老化減速をヒトでも確認

ヒトでの無作為化比較試験で摂食量を減らすことが代謝に影響を及ぼすことが示された。 Credit: CARLOS SANCHEZ

線虫、ハエ、マウスなどの短命な動物を用いた研究ではこれまで、カロリー摂取量を制限することで代謝が低下し、寿命が延長することが示されている。しかし、より長命のヒトや他の霊長類での実験は実施が難しく、これまで明確な結論に達することがなかった。このほど、健康で非肥満の成人200人以上を対象に2年間カロリー摂取量制限を行い、それが代謝にどのような影響を及ぼすかを調べる「CALERIE」と呼ばれる多施設共同無作為化比較臨床試験から、結果の一部が報告された。CALERIEは、国立衛生研究所(米国メリーランド州ベセスダ)の助成を受けている。

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翻訳:三谷祐貴子

Nature ダイジェスト Vol. 15 No. 6

DOI: 10.1038/ndigest.2018.180609

原文

Reduced-calorie diet shows signs of slowing ageing in people
  • Nature (2018-03-29) | DOI: 10.1038/d41586-018-03431-x
  • Alison Abbott

参考文献

  1. Redman, L. M. et al. Cell Metab. http://doi.org/cmrx (2018).
  2. Longo, V. D. & Mattson, M. P. Cell Metab. 19, 181–192 (2014).