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CRISPR作物はGM作物と同じくEU法の規制下に

EU では、遺伝子編集作物は今後、遺伝子組換え生物と同じ規制下で取り扱われる。 Credit: CHRIS RATCLIFFE/BLOOMBERG/GETTY

欧州司法裁判所(ECJ;ルクセンブルク)は7月25日、「遺伝子編集作物は、従来のGMO(genetically modified organisms;遺伝子組換え生物)と同一の厳密な規制を受けなければならない」との判断を下した。ECJは、欧州連合(EU)の最高裁判所に相当し、EU法の解釈を担う機関だ。この判断は、科学者をはじめとする多くの遺伝子編集作物推進者たちにとって大きな打撃となった。CRISPR–Cas9のような比較的新しい正確な遺伝子編集技術で作り出された生物は、GM作物の栽培と販売を制限している既存のEU法の適用を免れることが期待されていたからだ。

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翻訳:小林盛方

Nature ダイジェスト Vol. 15 No. 11

DOI: 10.1038/ndigest.2018.181113

原文

CRISPR plants now subject to tough GM laws in European Union
  • Nature (2018-07-25) | DOI: 10.1038/d41586-018-05814-6
  • Ewen Callaway