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実験用マウスの免疫系は未発達のまま

Nature ダイジェスト Vol. 13 No. 7 | doi : 10.1038/ndigest.2016.160715

原文:Nature (2016-04-21) | doi: 10.1038/532294a | Dirty room-mates make lab mice more useful

Sara Reardon

実験用マウスは、その飼育環境が原因で免疫系が十分に成熟していないことが明らかになった。だが、ペットショップで飼育されているマウスとの同居により、ヒト成人に近い免疫系を持つようになるという。

さまざまな微生物にさらされて成長した野生のマウスは、実験用に飼育されたマウスよりも強力な免疫系を持つ。 | 拡大する

Ben Queenborough/Photodisc/GETTY

多くの研究室では、実験用マウスが必要な場合には、実験用動物の生産・販売会社に発注して取り寄せている。しかし、ミネソタ大学(米国ミネアポリス)の免疫学者David Masopustは、もっと困難な方法を選んでいる。ふれあい動物園の飼育舎で、野生のマウスを捕まえようと決めたのだ。そこには、ネズミ捕りにかかったマウスを狙うオウムがおり、Masopustは、その1匹のマウスをライバルに奪われないように注意を払っていた。「一体何がしたいのかと思っていませんか?」と彼は言う。

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Nature ダイジェスト Online edition: ISSN 2424-0702 Print edition: ISSN 2189-7778

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