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遺伝子を限界まで削ぎ落とした人工生命

Nature ダイジェスト Vol. 13 No. 6 | doi : 10.1038/ndigest.2016.160613

原文:Nature (2016-03-31) | doi: 10.1038/531557a | Race to design life heats up

Ewen Callaway

ゲノム編集で生命の構成要素が操作可能になった中、あのクレイグ・ベンターが、ゲノム設計という手法で遺伝子わずか473個の人工細胞を作製した。驚いたことにその必須遺伝子の3分の1は機能不明だ。

合成生物学者クレイグ・ベンター。彼のチームは20年前に、生命体の構成成分を最小限の必須成分だけになるまで削ぎ落とすという試みに着手した。 | 拡大する

MICHAEL LEWIS/CORBIS OUTLINE

ゲノミクス研究者であり起業家としても有名なCraig Venterが、あらゆる既知の独立した生物の中で最小のゲノムを持つ人工細胞を作り出した。その遺伝子の数はわずか473個。Venterのチームは20年前から、生命体の構成を最小限まで削ぎ落とそう、言い換えればゼロから生命体を設計することを目指してきたが、今回の成果はその道のりの大きな節目となるものだ。

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Nature ダイジェスト Online edition: ISSN 2424-0702 Print edition: ISSN 2189-7778

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