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脳への電気刺激で運動選手の能力向上?

Nature ダイジェスト Vol. 13 No. 6 | doi : 10.1038/ndigest.2016.160610

原文:Nature (2016-03-17) | doi: 10.1038/nature.2016.19534 | Performance boost paves way for ‘brain doping’

Sara Reardon

予備的研究の結果だが、頭皮を介して脳に電気刺激を加えると、運動選手の持久力が向上するらしい。この装置はすでに実用化されており、「脳ドーピング」が懸念される。

スキージャンプの選手は微細に調整された技能を使って滑空し、安全に着地する。 | 拡大する

MATTHIAS HANGST/GETTY

トップレベルのスキージャンプの選手は、極限に近いバランスとパワーを頼りに急勾配のスロープを滑り下り、その速度は最高で時速100kmに達する。しかし米国スキー&スノーボード協会(USSA)は、別の筋肉、すなわち意識を訓練することによって、一流選手たちを優位に立たせようとしている。USSAのスポーツ研究グループは、ハロー・ニューロサイエンス社(Halo Neuroscience;米国カリフォルニア州サンフランシスコ)と共同で、脳に電気刺激を与えることによって、スキージャンプの選手の技術の改善を助け、成績を向上させることができるかどうかを調べているのだ。

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Nature ダイジェスト Online edition: ISSN 2424-0702 Print edition: ISSN 2189-7778

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