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犬のDNAからヒトの精神疾患の手掛かりを得る

Nature ダイジェスト Vol. 13 No. 4 | doi : 10.1038/ndigest.2016.160418

原文:Nature (2016-01-28) | doi: 10.1038/529446a | Dog DNA probed for clues to human psychiatric ills

Heidi Ledford

犬の遺伝子データと飼い主による犬の行動評価とを結び付けることで、ヒトの疾患と関連する遺伝子を見つけ出そうというプロジェクトが始まった。

自分のしっぽを追いかけるイヌの行動は、ヒトの強迫性障害と共通の遺伝学的要因によるのではないかと考えられている。 | 拡大する

PHILIPPE MCCLELLAND/GETTY

米国マサチューセッツ州サマービルに暮らすグレータースイスマウンテンドッグのAddieは、11歳にしては元気が良すぎるほどだ。激しく遊び、時には自分が高齢であることも顧みず、訪問者を歓迎しようと37kgの体で飛びかかってしまい相手を驚かせる。そんなAddieだが、ある不可解な苦しみを抱えている。生後18カ月のときに、前足を激しくなめ始め、しまいには毛皮の一部が抜け落ち出血するまでそれを続けた。イヌの強迫性障害(CCD)だ。

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Nature ダイジェスト Online edition: ISSN 2424-0702 Print edition: ISSN 2189-7778

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