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メジナ虫症の根絶を阻むのはイヌ?

Nature ダイジェスト Vol. 13 No. 4 | doi : 10.1038/ndigest.2016.160416

原文:Nature (2016-01-07) | doi: 10.1038/529010a | Dogs thwart end to Guinea worm

Ewen Callaway

体長80cmもの糸状虫が皮下を這い激痛を伴うメジナ虫症。根絶まであと少しという段階で、意外な伏兵が現れた。

チャドのメジナ虫症患者の大半はシャリ川流域の漁業集落で発生している。 | 拡大する

PHILIPPE DESMAZES/AFP/GETTY

メジナ虫症はギニア虫症とも呼ばれ、線虫の一種であるメジナ糸状虫(Dracunculus medinensis)の感染で起こる寄生虫症である。その根絶に向けた活動は数十年にわたって続いているが、近年ようやく、この闘いでの勝利が見えてきたため、メジナ虫症は根絶される寄生虫症の第一号になると期待された。ところが不思議なことに、イヌにこの糸状虫の感染が広がっており、根絶に向けたこれまでの努力が水泡に帰す恐れも出ている。

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Nature ダイジェスト Online edition: ISSN 2424-0702 Print edition: ISSN 2189-7778

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