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3D印刷で「ルーシー」の死因を探る

Nature ダイジェスト Vol. 13 No. 12 | doi : 10.1038/ndigest.2016.161212

原文:Nature (2016-09-01) | doi: 10.1038/537019a | Print your own 3D Lucy to work out how the famous hominin died

Ewen Callaway

アウストラロピテクス「ルーシー」の化石骨の3Dスキャンデータが公開された。データを公開した研究チームは、死因の検証に役立てられることを期待している。

アウストラロピテクス・アファレンシスは直立二足歩行をしていたと考えられているが、湾曲した長い指や小柄な体型、肩甲骨の特徴などから、樹上でも生活していたとの説もある。 | 拡大する

Dave Einsel/Getty Images

エチオピアで発見された318万年前のアウストラロピテクス・アファレンシス「ルーシー」の死因は、木から落ちた際の怪我であったとする研究結果が8月29日、Nature オンライン版に掲載された(J. Kappelman et al. Nature 2016)。研究チームは、他の研究者がルーシーの骨を3D印刷して自分たちの仮説を検証してくれることを期待し、研究に使ったルーシーの腕、肩、膝の骨の3Dスキャンデータも論文で公開した。私たちは誰でも、世界で最も有名な化石を自分で調べ、3D印刷して所持できるようになったのだ。

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Nature ダイジェスト Online edition: ISSN 2424-0702 Print edition: ISSN 2189-7778

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