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次のLHCを建設するのは誰?

Nature ダイジェスト Vol. 13 No. 11 | doi : 10.1038/ndigest.2016.161111

原文:Nature (2016-08-25) | doi: 10.1038/nature.2016.20453 | China, Japan, CERN: Who will host the next LHC?

Elizabeth Gibney

ヒッグス粒子を発見した大型ハドロン衝突型加速器(LHC)の後継になる次世代の巨大加速器を、誰がどこに建設するのか。明確な見通しは立っていない。

大型ハドロン衝突型加速器(LHC)は、素粒子物理学の標準模型では説明できない現象をまだ見つけていない。 | 拡大する

HAROLD CUNNINGHAM/GETTY

欧州原子核共同研究機関(CERN;スイス・ジュネーブ近郊)の世界最大の粒子加速器、大型ハドロン衝突型加速器(LHC)を使って、2012年にヒッグス粒子が発見された。今後の素粒子物理学を支える次世代の巨大加速器は、ヒッグス粒子などの既知の粒子、さらには近い将来発見されるかもしれない新粒子の性質を精密測定することが主目的になる。しかし、その建設を誰がどこで進めるのか、複数の計画があるが明確な見通しは立っていない。今後の展望は、素粒子物理学の標準模型では説明できない現象がLHCで発見されるかと、LHC後継機の建設に意欲を見せている中国の計画が実際に進むかにかかっている。

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Nature ダイジェスト Online edition: ISSN 2424-0702 Print edition: ISSN 2189-7778

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