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学問の自由を脅かすロシア大統領令

Nature ダイジェスト Vol. 13 No. 1 | doi : 10.1038/ndigest.2016.160116

原文:Nature (2015-10-22) | doi: 10.1038/526486a | Secret service to vet manuscripts

Quirin Schiermeier

大統領令を受け、ロシア最大の名門大学の生物研究所で、「全ての研究者は、論文を発表する前に情報機関に原稿を提出し、承認を受けなければならない」という指示が出された。

ロモノーソフ記念モスクワ国立大学 | 拡大する

Bychykhin_Olexandr/iStock/Thinkstock

ロモノーソフ記念モスクワ国立大学(以下モスクワ大学)A. N. ベロゼルスキー生物物理化学研究所が、所属する科学者に対して、研究論文の原稿を学会や科学誌に提出する前に情報機関の承認を得るようにという指示を出した。対象となるのは全ての研究論文で、例外はない。この指示は、2015年10月5日に同研究所で開かれた会合の覚書に記されており、国家機密に関する法律の改正を受けて出されたものとみられる。

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Nature ダイジェスト Online edition: ISSN 2424-0702 Print edition: ISSN 2189-7778

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