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欠陥ミトコンドリアを破壊し、疾患を防ぐことに成功

Nature ダイジェスト Vol. 12 No. 7 | doi : 10.1038/ndigest.2015.150703

原文:Nature (2015-04-23) | doi: 10.1038/nature.2015.17379 | DNA editing in mouse embryos prevents disease

Sara Reardon

マウスでの実験段階だが、欠陥のあるミトコンドリアDNAをゲノム編集技術を使って選択的に破壊する手法が開発された。ミトコンドリア置換などの「三親胚」に代わる選択肢となるかもしれない。

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istock/thinkstock

ミトコンドリアに欠陥のある卵を修正できる待望の治療法が臨床で使われる日が近づきつつあるが、研究者たちの間では、この技術の安全性と倫理的問題についていまだに激論が交わされている。英国議会の認可を得たミトコンドリア置換などの既存の方法では、母親の卵の核と、健康な女性から得たミトコンドリアを併せ持つ「三親胚」が生まれるからだ。そうした中、それらに代わる方法として、ある研究チームが欠陥のあるミトコンドリアを無力化する手法を開発し、Cell 2015年4月23日号1に報告した。ミトコンドリアに異常がある母親たちは、将来、自分の子供にその欠陥が伝わるのを防ぐことができるようになるかもしれない。

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Nature ダイジェスト Online edition: ISSN 2424-0702 Print edition: ISSN 2189-7778

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