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最古の石器を作ったのは誰?

Nature ダイジェスト Vol. 12 No. 7 | doi : 10.1038/ndigest.2015.150714

原文:Nature (2015-04-23) | doi: 10.1038/520421a | Oldest stone tools raise questions about their creators

Ewen Callaway

トゥルカナ湖西岸で、これまでに発見された中で最古の石器が出土した。330万年前のものであることから、ヒト属出現以前に石器文化が存在していた可能性が高まった。

複雑な道具の製作はヒト属(Homo)の登場によって始まったというのが従来の通説だった。けれども今回、ストーニー・ブルック大学(米国ニューヨーク州)のSonia Harmandらが、これまでで最も古い石器を発見したことで、この説が覆される可能性が出てきた。先日、彼らがカリフォルニアの学会で発表した内容によれば、この人工遺物は最初のヒト属が登場するより前の330万年前のものと推定され、さらに古いヒト族(Hominini)の祖先に、洗練された道具を作れるだけの知性と器用さが備わっていたことを示唆している(訳註:Harmandらの研究成果は、Nature 2015年5月21日号310ページに掲載された)。

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Nature ダイジェスト Online edition: ISSN 2424-0702 Print edition: ISSN 2189-7778

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