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20世紀の真の捕鯨頭数

Nature ダイジェスト Vol. 12 No. 6 | doi : 10.1038/ndigest.2015.150609

原文:Nature (2015-03-12) | doi: 10.1038/519140a | World’s whaling slaughter tallied

Daniel Cressey

20世紀中の商業捕鯨頭数が初めて算定され、290万頭に上ることが分かった。総生物体量で見ると、人類史上最大の動物捕獲・駆除と考えられる。

第一次世界大戦の頃に英国領サウスジョージア島にあったグリトビケン捕鯨基地。かなり前から使われなくなっている。 | 拡大する

FRANK HURLEY/SCOTT POLAR RES. INST./UNIV. CAMBRIDGE/GETTY

クジラが20世紀の捕鯨により打撃を受けたことを示す証拠はたくさんある。一部の見積もりによれば、マッコウクジラの個体数は捕鯨が行われる以前の3分の1にまで減少し、シロナガスクジラに至っては90%も減ってしまったという。現在、ミンククジラなど一部のクジラの個体数はかなり回復しているが、タイセイヨウセミクジラやミナミシロナガスクジラ(南半球のシロナガスクジラ亜種)などは今も絶滅の危機に瀕している。

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Nature ダイジェスト Online edition: ISSN 2424-0702 Print edition: ISSN 2189-7778

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