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食品添加物と肥満・腸疾患が初めて結び付いた

Nature ダイジェスト Vol. 12 No. 5 | doi : 10.1038/ndigest.2015.150502

原文:Nature (2015-02-25) | doi: 10.1038/nature.2015.16984 | Food preservatives linked to obesity and gut disease

Sara Reardon

食品に広く添加されている乳化剤の中には、大腸の細菌構成を変化させ、その結果、炎症性の大腸炎を引き起こすものがあることが、マウスでの実験で示された。特筆すべきは、米国では「安全」と見なされ、試験が免除されている化合物であっても、同様の作用が観察されたことだ。

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FUSE/THINKSTOCK

乳化剤は、アイスクリームの食感を滑らかにしたり、マヨネーズの分離を防いでその状態を長持ちさせたりする用途で、広く加工食品に添加されている。米国食品医薬品局(FDA)などの規制当局は、一般的に用いられている約15種の乳化剤について、哺乳類においてがんのリスクを上昇させる、あるいは毒性を引き起こすという証拠がないことから使用を認めており、またその一部については「一般に安全と見なされる物質(GRAS)」に分類し、食品添加物から除外している。

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Nature ダイジェスト Online edition: ISSN 2424-0702 Print edition: ISSN 2189-7778

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