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シリセン製トランジスター早くも登場!

Nature ダイジェスト Vol. 12 No. 5 | doi : 10.1038/ndigest.2015.150514

原文:Nature (2015-02-05) | doi: 10.1038/518017a | Silicene makes its transistor debut

Mark Peplow

「ケイ素版グラフェン」とも呼ばれる新材料「シリセン」を使った 電子デバイスが作製された。これを機に、二次元材料分野の研究がさらに加速するかもしれない。

8年前、「シリセン」は理論上の夢物語にすぎなかった。炭素原子1個分の厚みしかないハニカム構造シート材料、グラフェンが熱狂的ともいえる関心を集めていた2007年当時、研究者たちは同じ14族元素であるケイ素(silicon)でも同様の原子シートが作れるのではないかと考え、この未来材料を「シリセン(silicene)」と名付けたのだ。こうしたケイ素シートが実現し、それを使った電子デバイスの作製が可能になれば、半導体業界は究極の小型化を実現できるはずだ、と期待された。

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Nature ダイジェスト Online edition: ISSN 2424-0702 Print edition: ISSN 2189-7778

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