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ダイヤモンドをもっと硬く

Nature ダイジェスト Vol. 11 No. 9 | doi : 10.1038/ndigest.2014.140926

原文:Nature (2014-06-12) | doi: 10.1038/510220a | Diamond gets harder

James Boland

ダイヤモンド含有複合材料は世界で最も硬い材料の1つだが、極端な条件で使用すればやはり破損する。「タマネギ状」のカーボン前駆体から作製したナノ構造化ダイヤモンドなら、この問題を克服できるかもしれない。

ダイヤモンドは、硬度が極めて高く耐摩耗性に優れた「強い材料」として有名である。そのため、ダイヤモンドは古くから切削工具や掘削工具に使用されてきたが、熱的安定性が低いことから応用が限られていた。今回、燕山大学(中国河北省)のQuan Huangらは、ナノメートルサイズの結晶同士が格子点を部分的に共有する「ナノ双晶」ダイヤモンドの合成に成功し、それが、天然のダイヤモンドよりもはるかに硬く熱的に安定であることを見いだした。この成果は、Nature 6月12日号250ページに報告された1

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Nature ダイジェスト Online edition: ISSN 2424-0702 Print edition: ISSN 2189-7778

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