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精神疾患の臨床試験のあり方を見直す動き

Nature ダイジェスト Vol. 11 No. 6 | doi : 10.1038/ndigest.2014.140607

原文:Nature (2014-03-20) | doi: 10.1038/507288a | NIH rethinks psychiatry trials

Sara Reardon

米国立精神衛生研究所(NIMH)は、精神疾患の根底にある原因を探らずに症状の軽減だけを目指す研究には、今後、資金を提供しない意向を明らかにした。

Insel所長の決断は、賛否両論あるが、対症療法になりがちであった精神疾患治療を根本から変える可能性を秘める。

Credit: THINKSTOCK

米国メリーランド州ベセスダに本部を置くNIMHの所長であるThomas Inselは、「下手な鉄砲も数撃ちゃ当たる」方式の臨床試験のあり方に以前から少々うんざりしていた。精神医学的な療法の臨床試験がたとえ失敗しても、研究者は少なくとも試験の過程で脳に関する何らかの情報を得るべきだ、というのが彼の考えだ。

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Nature ダイジェスト Online edition: ISSN 2424-0702 Print edition: ISSN 2189-7778

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