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米国の大麻研究を妨害する連邦政府の官僚主義

Nature ダイジェスト Vol. 11 No. 6 | doi : 10.1038/ndigest.2014.140614

原文:Nature (2014-03-27) | doi: 10.1038/507407a | Federal red tape ties up marijuana research

Helen Shen

米国では2つの州で嗜好用大麻が合法化された。一方で、大麻の生物医学研究は、連邦法によりいまだに規制されている。

マンハッタン島の南端部に位置するニューヨーク大学(米国)のキャンパスには、大麻から抽出した「エピディオレックス」という薬物が入ったガラス瓶が何百本も保管されている。このガラス瓶は、カギのかかった部屋にある重さ0.5tの鋼鉄製の金庫にしまわれ厳重に管理されている。エピディオレックスは、米国連邦政府にとって、「乱用の恐れが極めて高い、世界で最も危険な物質の1つ」である。しかし、同大学の神経学者Orrin Devinskyにとっては、難治性てんかんに苦しむ小児の発作を抑える可能性のある薬物である。

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Nature ダイジェスト Online edition: ISSN 2424-0702 Print edition: ISSN 2189-7778

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