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水蒸気を噴き出す準惑星ケレス

Nature ダイジェスト Vol. 11 No. 4 | doi : 10.1038/ndigest.2014.140428

原文:Nature (2014-01-23) | doi: 10.1038/505487a | Evaporating asteroid

Humberto Campins & Christine M. Comfort

準惑星ケレスには水が大量にあると考えられてきたが、欧州宇宙機関(ESA)のハーシェル宇宙望遠鏡による観測で、ケレスの表面から水蒸気が噴き出していることが分かった。

地表面の2領域から水蒸気を放出する準惑星ケレス(想像図)。

Credit: IMCCE-OBSERVATOIRE DE PARIS/CNRS/Y.GOMINET, B. CARRY

ケレスは太陽系の小惑星帯最大の天体で、直径は約950kmある。1801年に最初の小惑星として発見され、2006年の国際天文学連合による惑星の再定義に基づいて新たに「準惑星」に分類された。このたび、欧州宇宙機関(ESA)欧州宇宙天文学センター(スペイン・マドリード近郊)のMichael Küppersらは、ESAが2009年に打ち上げた赤外線宇宙望遠鏡、ハーシェル宇宙望遠鏡を使って、ケレスの表面から毎秒約2×1026個の水分子(質量にして6kg)が水蒸気として噴き出していることを見いだし、Nature 2014年1月23日号525ページに報告した1

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Nature ダイジェスト Online edition: ISSN 2424-0702 Print edition: ISSN 2189-7778

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