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リンネのゾウ標本をめぐる物語(下)

Nature ダイジェスト Vol. 11 No. 4 | doi : 10.1038/ndigest.2014.140430

原文:Nature (2013-11-04) | doi: 10.1038/nature.2013.14063 | Linnaeus’s Asian elephant was wrong species

Ewen Callaway

前回のあらすじ:スウェーデン自然史博物館(ストックホルム)にあるアルコール漬けのゾウの胎児は、リンネが「アジアゾウ」の分類の基準とした標本である。本当にアジアゾウなのかと長年疑問が持たれていたが、コペンハーゲン大学(デンマーク)のGilbertらが最新のプロテオミクスを駆使して解析した結果、標本はアフリカゾウであることが判明した1。それと同時に、アジアゾウの基準となる標本がなくなってしまった。Gilbertは、ゾウの分類に大混乱が生じるのではないかと心配した。

登場人物

カール・リンネ(Carl Linnaeus)
分類学の父と称されるスウェーデンの博物学者。

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Nature ダイジェスト Online edition: ISSN 2424-0702 Print edition: ISSN 2189-7778

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