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ナルコレプシーは自己免疫疾患であることが確定

Nature ダイジェスト Vol. 11 No. 4 | doi : 10.1038/ndigest.2014.140405

原文:Nature (2013-12-18) | doi: 10.1038/nature.2013.14413 | Narcolepsy confirmed as autoimmune disease

Ed Yong

Science Translational Medicine 2013年12月18日号に掲載された当該論文は、2014年7月30日に著者により取り下げられました。理由は、論文の構成上重要な実験が再現できなかったためということです。

2009年の新型インフルエンザ大流行とそれに対するワクチンの接種に付随して、ナルコレプシーという睡眠障害が多発した。この原因を解析した結果、 ナルコレプシーが自己免疫疾患だとする決定的な証拠が示された。

Credit: THINKSTOCK

2009年に新型インフルエンザ(A型H1N1亜型、ブタ由来インフルエンザとも呼ばれる)が世界的に大流行した際、中国ではナルコレプシーが多発した。この病気は、日中に時と場所を選ばず猛烈な眠気の発作に襲われる睡眠障害で、発症すると長年にわたって症状が表れるが、その原因についてはいまだ解明されていない部分も多い。一方欧州では、この新型インフルエンザウイルスの断片を含む「Pandemrix」というワクチン(現在は使われていない)を接種した子ども1万5000人におよそ1人が、やはりナルコレプシーを発症した。

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Nature ダイジェスト Online edition: ISSN 2424-0702 Print edition: ISSN 2189-7778

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