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iPS細胞をしのぐ万能性を確認

Nature ダイジェスト Vol. 11 No. 3 | doi : 10.1038/ndigest.2014.140304a

理研など日米チームが体細胞を酸の刺激で効率的に初期化することに成功

酸性処理したリンパ球から形成されたSTAP細胞が集合した塊。酸処理後、7日間培養したもの。緑色の蛍光は Oct4 という多能性マーカー遺伝子が活性化していることを示す。

Credit: 理化学研究所

幹細胞研究における素晴らしい発見が、日本を中心とする国際研究グループからまた飛び出した。理化学研究所の小保方晴子ユニットリーダーと山梨大学の若山照彦教授、ハーバード大学(米国)のCharles Vacanti教授らのグループが新しい多能性細胞「STAP細胞」を開発し、1月30日付のNatureに発表した(http://doi.org/10.1038/nature12968
http://doi.org/10.1038/nature12968)。体細胞を酸性溶液に30分間浸すだけで細胞の初期化が起き、短期間で効率よく多能性細胞に転換できた。核移植、遺伝子導入に続く新しい初期化手法の発見で、医学・生物学に貢献する画期的な細胞操作技術を生み出すと期待している。

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Nature ダイジェスト Online edition: ISSN 2424-0702 Print edition: ISSN 2189-7778

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