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珍しいものに心惹かれる

Nature ダイジェスト Vol. 11 No. 2 | doi : 10.1038/ndigest.2014.140220

原文:Nature (2013-11-07) | doi: 10.1038/nature12701 | Novelty makes the heart grow fonder

Jeffrey S. McKinnon & Maria R. Servedio

「希少雄効果」は、配偶者選択を強く受ける形質で遺伝的多様性が維持されている謎を説明する旧来の仮説だ。今回、これを支持するこれまでで最も決定的な証拠が、グッピーの研究から得られた。

グッピー(Poecilia reticulata)は、体長約5cmの色鮮やかな小魚で、一般にも愛好家が多いが、進化生物学者の間でも人気がある。自然個体群で遺伝的多様性がどのように維持されているのかを研究する上で、またとない機会を提供してくれる魚だからだ。雄の体色には、変異によるまばゆいばかりの多様性があり、雌は、雄の体色パターンに対して強い配偶者選好性を示すことが知られている。だが、ある形質について特定の表現型を支持する性選択があるとすれば、その形質の変異は失われるはずであり、グッピーの雄でさまざまな体色の変異が維持されていることは進化の謎といえる1

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Nature ダイジェスト Online edition: ISSN 2424-0702 Print edition: ISSN 2189-7778

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