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化学賞は細胞内部を観察できる顕微鏡の開発に

Nature ダイジェスト Vol. 11 No. 12 | doi : 10.1038/ndigest.2014.141209

原文:Nature (2014-10-16) | doi: 10.1038/nature.2014.16097 | Insider view of cells scoops Nobel

Richard Van Noorden

光学顕微鏡の限界に挑んだ先駆者たちがノーベル化学賞を受賞した。

ノーベル化学賞受賞者: (左から)Stefan Hell、Eric Betzig、William Moerner

FROM LEFT: BERND SHULLER/MAX PLANCK INST. BIOPHYSICAL CHEMISTRY; MATT STALEY/HOWARD HUGHES MEDICAL INST.; L.A. CICERO/STANFORD UNIV.

微生物学者の草分け的存在であるアントニ・ファン・レーウェンフックが、自作の顕微鏡で生きた細胞を初めて観察したのは17世紀のことであった。レンズを通して光を集めると、目の前で細胞が動くのが見え、驚嘆したという。それ以来、顕微鏡は科学的発見において中心的役割を果たしてきた。今年のノーベル化学賞は、光学顕微鏡の限界に挑み、生きた細胞内部における分子レベルの構造観察を可能にした3人の科学者に贈られた。

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Nature ダイジェスト Online edition: ISSN 2424-0702 Print edition: ISSN 2189-7778

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