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脂肪代謝のメヌエット

Nature ダイジェスト Vol. 11 No. 1 | doi : 10.1038/ndigest.2014.140120

原文:Nature (2013-10-24) | doi: 10.1038/502454a | A metabolic minuet

David D. Moore

日周性の脂肪代謝は、筋肉と肝臓に存在する2つの核内受容体の間で、1つの脂質メッセンジャーを仲介物資として受け渡しすることで調節されていることが分かった。このシグナル伝達経路から、代謝に異常を来すさまざまな疾患についての理解が進むかもしれない。

メヌエットとは、バロック時代に人気のあった宮廷舞踊曲で、カップルは同じパターンの踊りを繰り返しながらパートナーを交換していく。今回のSihao Liuらの研究1で明らかになった脂肪代謝の仕組みは、まるで入念に振り付けされたメヌエットの踊りのようだ。というのも、2人のダンサーである核内受容体PPARαとPPARδが、もう1人のダンサーである脂質を交換することで、適切な脂肪利用を促進する働きをしていることが明らかになったのだ。

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Nature ダイジェスト Online edition: ISSN 2424-0702 Print edition: ISSN 2189-7778

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