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初期宇宙の最も高精度な「地図」

Nature ダイジェスト Vol. 10 No. 6 | doi : 10.1038/ndigest.2013.130618

原文:Nature (2013-03-28) | doi: 10.1038/495417a | Planck snaps infant Universe

Mark Peplow

宇宙望遠鏡でマイクロ波背景放射の非常に精密な分布図が作成された。これにより、宇宙の初期の発展を説明するさまざまな理論が、ふるいにかけられる。

それは、天文学者にとっては究極の「宝の地図」だ。プランク宇宙望遠鏡を使って研究を進めている国際共同研究チームが、2013年3月21日、宇宙マイクロ波背景放射のこれまでで最も高精度の分布図を公表した。宇宙マイクロ波背景放射は、ビッグバンの名残の光(電波)であり、弱いけれども宇宙のあらゆる方向から地球に届いている。今回の分布図は、50年近い歴史を持つ宇宙マイクロ波背景放射の研究の到達点として得られたものであり、生まれて間もない時期の宇宙に存在した物質密度の揺らぎを正確に記録している。さらに、この分布図から、今日の宇宙を決定付ける重要な変数を知ることができる。

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Nature ダイジェスト Online edition: ISSN 2424-0702 Print edition: ISSN 2189-7778

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