News Feature

スローな科学

Nature ダイジェスト Vol. 10 No. 6 | doi : 10.1038/ndigest.2013.130626

原文:Nature (2013-03-21) | doi: 10.1038/495300a | Slow science

Brian Owens

速いばかりが能じゃない。世の中には、数十年あるいは数百年も続いている実験がある。科学は短距離走ばかりではなく、マラソン競技も含めた知的作業であることを、改めて思い出そう。

科学という知的作業は、長期的な営みである。しかし、今日の科学研究のタイムスケールは短く、連続性のない実験や、研究助成金の期間内に完結するよう計画されたプロジェクトばかりが目につく。研究の中には短期間では答えが出せないタイプのものもあり、例えば、人間の寿命、地殻の変動、太陽表面の活動などを調べるためには、数十年から数百年という時間が必要だ。

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Nature ダイジェスト Online edition: ISSN 2424-0702 Print edition: ISSN 2189-7778

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