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環境にやさしいセメント

Nature ダイジェスト Vol. 10 No. 5 | doi : 10.1038/ndigest.2013.130516

原文:Nature (2013-02-21) | doi: 10.1038/494300a | Concrete solutions

Ivan Amato

古代ローマの時代から現代の建築構造物に至るまで、セメントは人類文明に不可欠な建築資材としてあり続けてきた。しかし、セメントの製造では大量の温室効果ガスが排出されてしまう。それを削減するには、この複雑な材料を徹底的に理解する必要がある。

今年、全世界で生産されるセメントは約34億トンにのぼる。これをすべてマンハッタン島に注ぎ込んだとしたら、高さ13mの巨大な一枚岩ができる計算だ。中国やインドといった開発途上国で建設ブームが進行中であることを考えると、来年はもっと大きな一枚岩になるだろう。セメントは、2000年前の古代ローマのパンテオンから現代の超高層ビルや幹線道路に至るまで、さまざまな人工物を築き上げるのに使われており、文明に不可欠な原材料といえる。

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Nature ダイジェスト Online edition: ISSN 2424-0702 Print edition: ISSN 2189-7778

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