Seven Days

夜の地球は「黒い大理石」

Credit: NASA EARTH OBSERVATORY/NOAA NGDC

アポロ17号の宇宙飛行士が、後に「青い大理石」と呼ばれることになる地球の写真を撮影してからほぼ40年後の2012年12月5日、NASAは、夜の地球のすばらしい眺めをとらえた写真を発表した。「黒い大理石」と名付けられたこの写真は、極軌道を周回するNASAの気象衛星スオミNPPの高解像度センサーを使って撮影された画像をつなぎ合わせたものである。新しいセンサーがもたらすデータは、人口分布や炭素排出量などのデータの代わりとしても利用できる(詳細については、go.nature.com/jfv8qlを参照のこと)。

翻訳:三枝小夜子

Nature ダイジェスト Vol. 10 No. 3

DOI: 10.1038/ndigest.2013.130311

原文

NASA snaps earth at night
  • Nature (2012-12-13) | DOI: 10.1038/492158a
  •