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自発的流動によって動き回る液滴

Nature ダイジェスト Vol. 10 No. 2 | doi : 10.1038/ndigest.2013.130232

原文:Nature (2012-11-15) | doi: 10.1038/nature11750 | Spontaneous flows and self-propelled drops

M. Cristina Marchetti

生体の特性を示す生体物質の集合体が生体外で構築された。これにより、細胞内で起こる動的な再組織化の物理的側面が明らかになるかもしれない。

液体やゲルは界面に外力をかけると流れが生じるが、生命体のように外力がなくても自発的な流れが生じるゲル(「アクティブ」ゲル)が作製され、Nature 11月15日号で報告された1。このアクティブゲルを水−油エマルションの水滴に閉じ込めると、細胞の流体内容物の循環流動に似た流れが生じる。さらに意外なことに、アクティブゲルで満たされた液滴が硬い表面と接触すると、閉じ込められたゲル内に生じた自発的な流れが駆動力となり、表面に沿って液滴が動き回った。

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Nature ダイジェスト Online edition: ISSN 2424-0702 Print edition: ISSN 2189-7778

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