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米国の医学生物学研究機関の倒産

Nature ダイジェスト Vol. 10 No. 2 | doi : 10.1038/ndigest.2013.130228

原文:Nature (2012-11-22) | doi: 10.1038/491510a | Private labs caught in budget crunch

Heidi Ledford

連邦政府、直接的には米国立衛生研究所(NIH)の予算削減によって、ボストン生物医学研究所(BBRI)といった著名な独立系研究所が倒産し始めた。

Charles Emersonが所長を務めるボストン生物医学研究所(BBRI)で、解散の是非を問う投票が行われることになった。その前夜、どちらに投票するのかEmersonに尋ねたところ、彼は押し黙ってしまった。連邦政府の助成金が減額され、それに輪をかけた景気低迷の結果、BBRIは赤字経営に陥った。慈善団体に対する要請、学術機関とのパートナーシップの模索、果てはBBRIビル(マサチューセッツ州ウォータータウン)の部分的な賃貸まで、資金調達のために必死の努力が重ねられたが、焼け石に水だった。Emersonが、ようやく口を開いた。「解散に賛成の投票をするつもりです。これ以外に方法はありませんから」。

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Nature ダイジェスト Online edition: ISSN 2424-0702 Print edition: ISSN 2189-7778

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