とっておき年間画像特集2012
Nature ダイジェスト Vol. 10 No. 2 | doi : 10.1038/ndigest.2013.130206
原文:Nature (2012-12-20) | doi: 10.1038/492328a | Images of the year
写真共有機能のあるInstagramやFacebook、twitpicなどが普及して、私たちは日常的に多くの写真を目にするようになりました。それに伴い、写真の持つ力が相対的に弱くなってきた、という見方も現れています。しかしそんなことはありません。カメラは今なお、自然界のすばらしさや、自然界を探求するワクワク感を写し取ってくれています。音速を超えるスピードで地球に向かって落下する男性から、悪夢に出てきそうな海の生き物、脳を守る関門の繊細な網目構造まで、Natureが選んだ2012年のとっておき画像を紹介します。
北極圏の海氷面積は2012年に最小記録を更新し、米国雪氷データセンター(コロラド州ボールダー)によれば9月16日には341万km2まで減った。この値は、1979〜2000年の平均海氷面積より329万km2も少ない。
Credit: ARCTIC ICE: ANNA HENLY, WINNER, THE WORLD IN OUR HANDS AWARD/VEOLIA ENVIRONNEMENT WILDLIFE PHOTOGRAPHER OF THE YEAR 2012/BBC WORLDWIDE/NATURAL HISTORY MUSEUM
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読者の声
主に手を取るのは寝る前と休憩時ですね。冊子版やスマートフォンでNature ダイジェスト の記事をみるのが日課になっています。
基本的には化学系の学生といえど、元々科学(サイエンス)が好きな子ばかりであると思うので、若い学生ほどよく読んでいる気がします。
平易な日本語で科学分野の最新記事が記載しており、大変読みやすい。自分の専門分野以外の情報を短時間で得るところができる。
山口潤一郎
早稲田大学 理工学術院先進理工学部
山口潤一郎研究室 准教授
