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中性子数34は新たな魔法数

Nature ダイジェスト Vol. 10 No. 12 | doi : 10.1038/ndigest.2013.131209

原文:Nature (2013-10-09) | doi: 10.1038/nature.2013.13918 | Exotic nuclei held together by another kind of ‘magic’

Philip Ball

東京大学と理化学研究所の研究チームが54Caの生成に成功し、エキゾチック原子核においては、中性子数34が魔法数であることを実験的に証明した。

エキゾチック原子核の性質の研究に用いられた理研仁科加速器研究センターのRI ビームファクトリー(RIBF)のガンマ線検出器。

Credit: 独立行政法人 理化学研究所

電子が原子核の周りを軌道運動し、その軌道群が「電子殻」と呼ばれる殻構造を作っているように、原子核を構成する陽子と中性子もまた、軌道運動をしていて、その軌道群が殻構造を作っている。電子殻が順番に埋まると高度に安定した原子(希ガス)ができるように、原子核は、殻構造を埋める陽子または中性子がそれぞれ2、8、20、28、50、82、126個のときに、高度に安定化する。これらの数は、原子核の「魔法数」と呼ばれる。

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Nature ダイジェスト Online edition: ISSN 2424-0702 Print edition: ISSN 2189-7778

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