News & Views

土星の潮汐力が、衛星エンケラドスのプルームを制御

Nature ダイジェスト Vol. 10 No. 11 | doi : 10.1038/ndigest.2013.131126

原文:Nature (2013-08-08) | doi: 10.1038/nature12462 | Saturn’s tides control Enceladus’ plume

John Spencer

土星の衛星エンケラドスの南極付近から、氷の粒子のプルーム(立ち上る煙状のもの)が噴き出している。このプルームは、エンケラドスが軌道上で土星から最も遠い位置に来たとき、最も近いときに比べて4倍明るく見えることが分かった。

土星の衛星エンケラドスは、その南極付近にある裂け目から、氷の粒子の巨大なプルームを噴き出している。今回、このプルームが、土星による潮汐力の変化によって制御されていることが明らかになった。これは、土星を周回している米航空宇宙局(NASA)と欧州宇宙機関(ESA)の探査機カッシーニから撮影されたエンケラドスの画像の分析から分かったもので、コーネル大学電波物理学・宇宙研究センター(米国ニューヨーク州イサカ)のMatthew HedmanらがNature 2013年8月8日号182ページに報告した1。(この記事と取り上げている論文は、2013年7月31日にNatureオンライン版で発表された。

全文を読むには購読する必要があります。既に購読されている方は下記よりログインしてください。

Nature ダイジェスト Online edition: ISSN 2424-0702 Print edition: ISSN 2189-7778

プライバシーマーク制度