Review

健康科学:加齢研究における発見から健康に老いるための治療法まで

Nature 571, 7764 doi: 10.1038/s41586-019-1365-2

過去数十年にわたり、寿命を制限する過程や加齢を理解することは、生物学における難題だった。30年前、多細胞のモデル生物の寿命を延長させる遺伝子バリアントが見つかったことで、加齢の生物学は前例のない科学的信頼を得た。今回我々は、この輝かしい科学的成果のいくつかの重要な節目について概説し、加齢に関わるさまざまな経路と過程について考察するとともに、加齢研究が、独特な医学的、商業的、社会的な意味を持つ新たな時代に足を踏み入れたと提唱する。この時代は、加齢研究だけでなく、ヒトの健康寿命に影響するあらゆる生物学研究において変曲点となると我々は考える。

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