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宇宙:ケンタウルス座α星Bを周回する地球質量の惑星

Nature 491, 7423 doi: 10.1038/nature11572

地球サイズ程度までの小さい系外惑星が見つかっているが、ハビタブルゾーン(生命居住可能領域)、すなわち水が存在すれば液体になっているような親星からの距離にあるものは発見されていない。太陽よりも低温の星のハビタブルゾーンには惑星が存在するが、潮汐力による自転と公転の同期現象や激しい恒星活動といった理由で、それらには我々が知っているような水–炭素の生命が存在する可能性は低い。太陽に似た恒星を周回する生命居住可能な地球質量の惑星の検出は非常に難しい。なぜなら、このようなシグナルは星の摂動によってかき消されてしまうためである。本論文では、太陽に最も近い恒星系の1つである近傍星ケンタウルス座α星Bを周回する地球質量の惑星を検出したことを報告する。この惑星は、軌道周期が3.236日で、親星から約0.04天文単位(1天文単位は地球と太陽の間の距離)の距離に位置する。

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