Perspective

医学:前臨床研究の予測値を最適化するために透明性のある報告を求める

Nature 490, 7419 doi: 10.1038/nature11556

2012年6月、米国の国立神経疾患・脳卒中研究所は、主要な利害関係者を招集し、助成金申請や科学論文における動物実験の方法の報告をどのように改善するかについて検討を行った。作業部会による主要な勧告は、研究では少なくとも、サンプルサイズの見積もり、実験動物が無作為化されたかどうか、またどのように無作為化されたか、研究者から見て処置群がわからなくなっていたかどうか、およびデータの扱いおよび処理の方法について報告すべきだというものである。報告の質の意義のある改善を達成するには、研究者、査読者、助成金提供機関および学術誌編集者による一致団結した努力が必要になると我々は認識している。動物実験についてのよりよい報告を求めることで、科学の進歩を速めるためには厳密な研究設計が重要だという認識が高まるだろう。

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