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Editorials

福島第一原発事故に関連する膨大なデータの収集、公表という点で、ここまでの当局の努力は評価できるが、データを活かすためには、その提供の仕方に改善が必要だ。

p.135

doi: 10.1038/472135a

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「最悪の事態」は実際に起こるものであり、災害管理では必ずそれを想定し、対処できるようにしなくてはならない。

p.135

doi: 10.1038/472135b

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世界のさまざまな言語の構造に普遍性があるとの見方が否定されたことは、科学にも大きな意味を持つ。

p.136

doi: 10.1038/472136a

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News

電力不足への対応で、日本の二酸化炭素排出削減目標達成への道筋が不透明に。

p.143

doi: 10.1038/472143a

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放射能汚染水の流出による海洋生態系への影響について、研究者から詳しい調査、監視の要望が。

Radiation release will hit marine life p.145

doi: 10.1038/472145a

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福島第一原発の汚染除去には、チェルノブイリに匹敵する大規模で長期的作業が必要に。

p.146

doi: 10.1038/472146a

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米国が、特許制度を先発明主義から先願主義に転換へ。

p.149

doi: 10.1038/472149a

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古生物学界が、化石データのデジタル化による共有を推進する方向へ。

p.150

doi: 10.1038/472150a

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News Features

海洋:深い傷

p.152

メキシコ湾原油流出事故から1年が経ち、最も調査しにくい深海に、最も深刻な影響が出ている可能性がある。

doi: 10.1038/472152a

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神経科学:脳のざわめき

Brain Buzz p.156

脳に電気刺激を与える数十年前に開発された方法で、脳の学習能力が高まる可能性があることがわかった。

doi: 10.1038/472156a

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News & Views

原子物理学:完全流体中でのスピン抗力

p.172

強く相互作用する極低温原子フェルミ気体での巧みな実験から、予想外の結果が得られた。つまり、対になっていない原子スピンは、量子力学の法則によって示されるように、最大のスピン抗力を示す系中を流れるというのである。

doi: 10.1038/472172a

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神経科学:チャネロパシーが見せるさまざまな性質

p.173

痛覚にかかわることが知られているナトリウムチャネルは、嗅覚にも必要とされるらしい。このチャネルの複数の役割とそれに突然変異が生じたときの多様な影響は、興味をそそる問題を提起する。

doi: 10.1038/472173a

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哺乳類の進化:顎から耳が離れる

p.174

白亜紀初期の化石の1つから哺乳類の聴音器官の進化に関する手がかりが得られた。鼓膜の繋留が、中耳を顎から離すのに不可欠の段階だったらしい。

doi: 10.1038/472174a

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シグナル変換:細胞がエネルギー状態を感知する仕組み

p.176

細胞のエネルギー状態を最適に維持するのにはアデニンヌクレオチドのATP、ADPとAMPの濃度を知る必要がある。酵素AMPKの生化学的性質と構造を調べることで、エネルギー感知がどのようにして行われているのかについての手がかりが得られた。

doi: 10.1038/472176a

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生体力学:サハラ砂漠を泳ぐ

p.177

砂漠に生息するトカゲの一種のサンドフィッシュは、一瞬のうちに砂地に潜り込んで姿を消すことができる。数学、物理学と工学の手法をそれぞれ使って、このトカゲがどうやってこうした離れ業をやってのけるのか、その仕組みについて互いに相補的な手がかりが得られた。

doi: 10.1038/472177a

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分光学:ポリマーのアニーリング過程を詳細に調べる

p.178

溶媒蒸気アニーリング過程は、電子デバイスに用いられる半導体ポリマー薄膜の性質を最適化するのに使われている。今回、こうした過程の1つが分子レベルで調べられた。

doi: 10.1038/472178a

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宿主–微生物間相互作用:自然免疫を合図にして毒性を発揮する

p.179

病原菌であるサルモネラは、腸内でうまい策略を使う。宿主がサルモネラを殺すために発動する免疫応答を利用して、自分の毒性にかかわる遺伝子の発現を増強するのである。

doi: 10.1038/472179a

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Articles

進化:中国熱河省の白亜紀層で出土した新たな正三錐歯目哺乳類に見られる過渡的な哺乳類型中耳

Transitional mammalian middle ear from a new Cretaceous Jehol eutriconodont p.181

doi: 10.1038/nature09921

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生理:ナトリウムチャネルNav1.7の機能喪失変異は無嗅覚症の原因になる

Loss-of-function mutations in sodium channel Nav1.7 cause anosmia p.186

doi: 10.1038/nature09975

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神経:シナプスを越える標識追跡法によって明らかになった嗅覚入力の皮質表現

Cortical representations of olfactory input by trans-synaptic tracing p.191

doi: 10.1038/nature09714

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Letters

宇宙:太陽プロミネンスにおける磁気熱対流

Magneto-thermal convection in solar prominences p.197

doi: 10.1038/nature09925

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物性:強く相互作用するフェルミ気体で見られる普遍的なスピン輸送

Universal spin transport in a strongly interacting Fermi gas p.201

doi: 10.1038/nature09989

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物性:反強磁性的に結合したスピンの超高速反転を媒介する強磁性様過渡状態

Transient ferromagnetic-like state mediating ultrafast reversal of antiferromagnetically coupled spins p.205

doi: 10.1038/nature09901

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地球:炭素–鉄酸化還元結合の結果として地球深部マントルで起こる酸化還元凍結と融解

Redox freezing and melting in the Earth's deep mantle resulting from carbon–iron redox coupling p.209

doi: 10.1038/nature09899

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神経:皮質中枢によって異なる嗅覚情報の表現

Distinct representations of olfactory information in different cortical centres p.213

doi: 10.1038/nature09868

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神経:単一ニューロンのウイルスによる長距離追跡によって決定した嗅覚皮質の感覚地図

Sensory maps in the olfactory cortex defined by long-range viral tracing of single neurons p.217

doi: 10.1038/nature09945

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細胞:ハッチンソン・ギルフォード早老症候群に由来するiPSCで早老を再現する

Recapitulation of premature ageing with iPSCs from Hutchinson–Gilford progeria syndrome p.221

doi: 10.1038/nature09879

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生理:アミロイド結合性化合物は老化時にタンパク質恒常性を維持して寿命を延長する

Amyloid-binding compounds maintain protein homeostasis during ageing and extend lifespan p.226

doi: 10.1038/nature09873

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生化学:哺乳類AMPKの構造とADPによるその調節

Structure of mammalian AMPK and its regulation by ADP p.230

doi: 10.1038/nature09932

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生化学:セントロメアのヒストン異型CenH3のシャペロンScm3による認識の構造基盤

Structural basis for recognition of centromere histone variant CenH3 by the chaperone Scm3 p.234

doi: 10.1038/nature09854

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生化学:mRNA核外輸送の際のInsP6とヌクレオポリンによるDEADボックスATPアーゼ活性化の保存された機構

A conserved mechanism of DEAD-box ATPase activation by nucleoporins and InsP6 in mRNA export p.238

doi: 10.1038/nature09862

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構造生物学:ウラシル輸送体UraAの構造と作用機構

Structure and mechanism of the uracil transporter UraA p.243

doi: 10.1038/nature09885

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