目次

Editorials

合成ゲノムによる細菌の再構成が成功した今、合成生物学がもたらす倫理問題、安全問題に正面から向き合うべきだ。

p.397

doi: 10.1038/465397a

メキシコ湾原油流出事故はデータが圧倒的に不足しており、米当局はデータ収集を急ぐべきだ。

All at sea p.397

doi: 10.1038/465397b

科学の社会への貢献を伝え、理解を得ることは重要であり、そのための研究者の活動を助ける具体的な支援が必要だ。

p.398

doi: 10.1038/465398a

News

中間選挙で米国議会の顔ぶれが変われば、科学分野の予算が苦戦するおそれも。

p.404

doi: 10.1038/465404b

メキシコ湾の原油流出が続くなか、長期的な対策に必要なデータが得られないことに、科学者たちからいら立ちの声が。

p.404

doi: 10.1038/465404a

合成ゲノムをもつ細菌の複製成功により、生物学に新しい時代が。

Synthetic genome resets biotech goals p.406

doi: 10.1038/465406a

NIHが、研究者の「金銭的利害の対立に関する規定」を厳格化。

p.407

doi: 10.1038/465407a

Q&A 研究用原子炉の高濃縮ウラン問題への対策を、IAEAの担当責任者に訊く。

p.408

doi: 10.1038/465408a

国際マウス表現型解析コンソーシアムが、マウスの全遺伝子について、個々の機能を解析する計画だ。

Mouse project to find each gene’s role p.410

doi: 10.1038/465410a

News Features

空港の安全:だまし通せるか

p.412

虚偽検出の科学は、テロリストを捕らえるのに役立つのだろうか。

doi: 10.1038/465412a

助成:人々のための科学

Science for the masses p.416

全米科学財団(NSF)は、研究活動の広い意味での社会還元を重視しているが、科学者たちには戸惑いもみられる。

doi: 10.1038/465416a

News & Views

古生物学:小さな「クラーケン」の目覚め

p.427

よく知られているバージェス頁岩の化石は、進化におけるめざましい出来事について新たな見方を与えてくれる。最新の発見は、頭足類軟体動物の初期の歴史に関するものだ。

doi: 10.1038/465427a

構造生物学:ピストン運動が動かすプロトンポンプ

p.428

呼吸鎖複合体Iとして知られている膜貫通型の酵素は、電子移動とプロトン移動を共役させる形でエネルギー変換を行っている。この酵素の結晶構造から、電子伝達がプロトンの汲み出しを遠くから駆動する仕組みが示唆された。

doi: 10.1038/465428a

核物理学:スズの二重魔法

p.430

標的とビームの役割を交換することにより、ほかの方法では実行不可能な実験が可能になり、中性子に富む放射性元素であるスズ同位体132Snの二重魔法性が確認された。

doi: 10.1038/465430a

生物地理学:外国旅行に挑んだ角のある恐竜

p.431

角竜類恐竜に属する小型種の化石はこれまで、数グループがアジアと北米でだけ見つかっていた。今回ヨーロッパでも見つかったことは、当時の生物地理学的状況についての再考を促すことになりそうだ。

doi: 10.1038/465431a

地球科学:我らが地球の内なる弱点

p.432

地球の下部マントルが地核と遭遇する領域の影響は、地表にまで及んでいる。鉱物の性質の計算研究から、この謎の多い領域の解明を進める方法の1つが明らかになった。

doi: 10.1038/465432a

がん:狼の皮をかぶった狼

p.433

矛盾しているようにみえるかもしれないが、アポトーシスによる細胞死を強力に誘導する因子であるCD95受容体は、腫瘍細胞のほとんどで発現されている。意外にも、これがさまざまながんの重要な促進因子であることが明らかになった。

doi: 10.1038/465433a

Articles

生化学:Gドメイン二量体化はダイナミンの集合によって誘導されるGTPアーゼ活性を制御する

G domain dimerization controls dynamin’s assembly-stimulated GTPase activity p.435

doi: 10.1038/nature09032

構造生物学:呼吸鎖複合体Iの構造

The architecture of respiratory complex I p.441

doi: 10.1038/nature09066

Letters

宇宙:火星のボレアレ峡谷の形成

The construction of Chasma Boreale on Mars p.446

doi: 10.1038/nature09050

宇宙:軌道レーダーで明らかにされた火星上の渦巻き状地溝の形成開始と移動

Onset and migration of spiral troughs on Mars revealed by orbital radar p.450

doi: 10.1038/nature09049

物理:133Snの一粒子状態を通じて調べられた132Snの魔法性

The magic nature of 132Sn explored through the single-particle states of 133Sn p.454

doi: 10.1038/nature09048

物性:固体におけるスピンモーメントと軌道モーメントの超高速ダイナミクスの弁別

Distinguishing the ultrafast dynamics of spin and orbital moments in solids p.458

doi: 10.1038/nature09070

地球:下部マントル鉱物と弱いD″層における拡散に対する第一原理法による拘束条件

First-principles constraints on diffusion in lower-mantle minerals and a weak D″ layer p.462

doi: 10.1038/nature09052

進化:アジアの恐竜と類似性をもつ白亜紀後期のヨーロッパの角竜類恐竜

A Late Cretaceous ceratopsian dinosaur from Europe with Asian affinities p.466

doi: 10.1038/nature09019

進化:カンブリア紀の原始的な軟体性頭足類

Primitive soft-bodied cephalopods from the Cambrian p.469

doi: 10.1038/nature09068

遺伝:1人の肺がん患者由来の2つのゲノム塩基配列から明らかになった変異スペクトル

The mutation spectrum revealed by paired genome sequences from a lung cancer patient p.473

doi: 10.1038/nature09004

病理:塞栓の血管外漏出は脳微小血管の再開通のもう1つの機序である

Embolus extravasation is an alternative mechanism for cerebral microvascular recanalization p.478

doi: 10.1038/nature09001

細胞:エフリンB2はVEGF誘導性の血管とリンパ管の形成を制御する

Ephrin-B2 controls VEGF-induced angiogenesis and lymphangiogenesis p.483

doi: 10.1038/nature09002

細胞:エフリンB2は、発生および腫瘍における血管新生でVEGFR2機能を調節する

Ephrin-B2 regulates VEGFR2 function in developmental and tumour angiogenesis p.487

doi: 10.1038/nature08995

細胞:PtdIns(3,4)P2ホスファターゼINPP4Aは、興奮毒性によるニューロン死の抑制因子である

The PtdIns(3,4)P2 phosphatase INPP4A is a suppressor of excitotoxic neuronal death p.497

doi: 10.1038/nature09023

構造生物学:ダイナミン様MxAのストーク部分でのオリゴマー形成の構造基盤

Structural basis of oligomerization in the stalk region of dynamin-like MxA p.502

doi: 10.1038/nature08972

生化学:シグナル認識粒子によるシグナルペプチドの認識

Recognition of a signal peptide by the signal recognition particle p.507

doi: 10.1038/nature08870

「Journal home」に戻る

プライバシーマーク制度